2015年1月21日 / 最終更新日 : 2018年9月14日 admin@master 成年後見・介護・認知症にかかわるトピックス <快護目指して> 会社たたみ、介護に専念(上) 愛知県春日井市の川村康雄さん(70)は、自宅のベッドで横になっていた妻の百合子さん(71)が静かに身を起こすのに気付いた。すぐピンときた。三時間たったからトイレの時間だな。「お母ちゃん、どうした?」と優しく声を掛けると、「お父さん、トイレ」。妻と向き合って両手を取り、一歩ずつ居間の外へ導いた。認知症が悪化し、ほぼ一日を居間のベッドで過ごす妻。日常生活でできないことが増えたが、トイレには行きたいと意思を示してくれる。それがうれしい。 中日新聞(CHUNICHI Web) 2015年1月21日の記事より