みると通信:ギャンブル依存症について知ろう その2
ギャンブル依存症とは
一般的には「ギャンブル依存症」とも呼ばれますが、精神医学においては行動嗜癖であり、国際疾病分類ICD-10の「精神および行動の障害」の「成人の習慣と衝動の障害」という項目にある、「病的賭博」とされます。
ギャンブルとは「金をかけて、金を得ようとする」ことで、合法・非合法問わず様々な種類があります。ギャンブル依存は誰でもなりうる病気と言われています。通常は、あそびや趣味の範囲でおこなうのですが、徐々にエスカレートしていき、依存の状態に進行していきます。ギャンブルを渇望する、ギャンブルをしたいという衝動を制御することができない、ギャンブルをするせいで借金など社会生活上の問題が生じているにもかかわらずやめられない、といった状態が繰り返され、身体的、心理的、社会的健康が害されます。
ギャンブルによってお金だけでなく、信頼や時間、未来、家族など大切なものを「賭けて」しまいます。
【参考文献】
北九州市立精神保健福祉センター発行
「ギャンブルの問題でなやんでいる北九州市民の方へ」
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