成年年齢引き下げによる実生活での影響(第2回)

契約の種類

契約の種類は色々あります。

例えば、売買契約・賃貸借契約・消費貸借契約・委任契約・請負契約…などが存在しますが、

身近な例で言うと、携帯電話やパソコンなど高額な物を買う(売買契約)、部屋を借りる(賃貸借契約)、

お金を借りる・ローンを組む(消費貸借契約)・物の修理を依頼する(請負契約)といったような

私たちが生活のなかで自然と行っていることが、各種の『契約』に分類されます。

また、特別な行為の例としては、たとえば、親族が亡くなり相続が発生した場合に、

相続人の一人としてその遺産相続の話し合いへ参加し遺産を相続する、

反対に、遺産を相続せずに放棄の手続きをするというような複雑で重要な行為も、自分自身が主体となって行わなければなりません。